ペダルハング5
後輪の技と比較して前輪のペダルに乗った技は難しい。
その理由は、ペグに乗った状態と比較して荷重のかけ方が全く異なる事と、重心位置の最適化が難しい事にある。
ペグに乗った技では重心位置は常に接地点(タイヤと地面の接触する位置、イメージ的にはハブの上)に対して真上にあり、体重を支えているのは99%がペグに乗った足で、ハンドルなどを支える手には体重を乗せる必要は、全く無く、自転車位置と体の位置の調整をしているだけである。
それに対して、ペダルに乗った技では、接地点から離れた位置に足からの荷重が加わる為、ハンドル側の腕力でも体重を支えて、やじろべえのような状態でバランスを取る必要がある。
しかし、人間の筋力量は下肢7に対して上肢2.5と圧倒的に上肢の力は弱い。だから腕だけで重心を支えようとすると、非常に困難。でも、重心位置を最適化することにより、腕にかかる力は減らす事が出来る。
実例を挙げると、下図はペグ以外で走る前輪の技で最も簡単なノーフットハング5.![]()
この状態での力の関係は
F=F1+F2
F2*L2=F1*L1
となっている。式を変形すると
F2=F*L1/(L1+L2)
例えば、腕とお尻がペグに対象にあれば、L1=L2となって、腕には体重の半分の力がかかるが写真の状態では、L2:L1=2:1となっていて、腕には体重の1/3の力しかかかっていない。つまり、体重を支えるのが容易なお尻や足の場所を接地点の上に近づければ近づけるほど、腕への荷重は小さくなる。
しかし、ペダルハング5でペダルの位置を接地点の上に持ってくると、必然的に後輪の位置が高くなるため、恐怖心が伴う。その恐怖心に打ち勝つ為には、練習あるのみ!
でもいきなりは怖いので、僕は以下の順番で練習を実施しています。(今出来るのは5まで)
1.ハング5を覚える
2.ノーフットハング5を覚える
3.片足ペグ、片足ペダルでサドルに尻をつけて走れるようにする。
4.だんだんペダル側への荷重を増やしていく
5.ペダルとサドルで上半身を固定してペグ足を離す
6.ペダルの上で立ち上がる
7.両足をペダルに乗せて腰でバランスが取れるようになる。
ファイル 124-2.flv
O8Gライダー 2008年04月13日(日)23時45分 編集・削除
お忙しい中、詳細な解説、練習方法ありがとうございます!
3.はだいぶ前からできるのですが、5.が全くだめです・・・
あと、色んなライダーからも言われたのですが、やはりノーフットが基本なんですね。ノーフットが苦手なので、地道に練習していこうと思います。
また、行き詰った際にはアドバイス宜しくお願いします。